【科学記事メモ】河川水や海水の中に微量に含まれる生物由来のDNA(大半が表皮の垢)を分析することで、その水域に生息している種や個体数が把握できる

【科学記事メモ】河川水や海水の中に微量に含まれる生物由来のDNA(大半が表皮の垢)を分析することで、その水域に生息している種や個体数が把握できるそうです。原理的には昔から考えられてはいましたが、DNA分析技術の向上で、一般的になってきています。
  5年ほど前、大分県の高校生物部が、県内の河川の水をしらみつぶしに採水して、オオサンショウウオの分布現況を報告したりしていました。DNA分析は、大学に依頼したそうです。それくらい身近な手法になりつつあります。日本では、河川水から生物相を把握する方法論はほぼ確立しているようですが、海水分析も一般的になる時代はもうすぐでしょう。

natgeo.nikkeibp.co.jp